不動産とハードロックと猫とダーツ


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mixiで投票受付中!

自分が管理人をやらせて頂いているmixiページコミュニティの“大人のROCKを語ろう”というページでFM TANABEという和歌山県の

地域コミュニティFM曲とタイアップして全国ROCK行脚という県民歌を

決めちゃおうっていう面白いコラボ企画をやっています。


どなたでも投票できますので是非覗きに来てやってくださーい」!!


http://page.mixi.jp/run_page_apps.pl?appParams=%7B%22question_id%22%3A%2246550%22%7D&module_id=1269371&page_id=187019

5月3日ROCKNIGHT開催決定!!

5月3日(木)憲法記念日に私すねいく(mixiではケンシロウ)さんがスーパーバイザーを

やっている(遊んでいるだけw)神奈川県相模原市のMUSIC SPACE BAR RAINBOWにて

第2回“ROCKNIGHT”をやっちゃいまーすアップ


Catch The Rainbow
《RAINBOW PRESENTS》

第2回ROCKNIGHT開催決定ぴかぴか(新しい)

日時:5月3日(木)(憲法記念日)
時間:19:00~23:00(その後も営業します)
参加費用:¥1500(ワンドリンク付き:出入り自由)



Catch The Rainbow


今まで平日開催の多かった“ROCKNIGHT”今回は
なんと黄金週間の初っ端の5月3日(木)にやっちゃいます

簡単にいえば80年代のメタルディスコの再現を目標に
語っちゃおうぜ~飲んぢゃおうぜ~って趣向です。





Catch The Rainbow

音源:楽器持込は自由我こそはロックDJをという方も大歓迎るんるん



Catch The Rainbow

とにかく難しいことは抜きexclamation ×2
ROCKで楽しもうぜっexclamation ×2


We Must Be Over The Rainbow

Let's enjoy the magic

of the Rock

RAINBOW

〒252-0231 

神奈川県相模原市中央区相模原2-3-13
相模原マリオンビル地下1階
電話番号042-707-9066
FAX番号 042-707-9067

↑クリックするとHPに飛びます!

EARTHSHAKER MARCY&SHARA 八王子XYZ LIVE

2012年1月26日(木)以前から気になっていた八王子にある
XYZというLIVEBARにEARTHSHAKERのMARCYとSHARAが

ライヴを開催するというので近場だし良い機会なので

参戦してきました。19:00より開演で入場は18:00からだった。
このXYZというLIVE BARはLOUDNESSの二井原さんと筋少の

橘高さん、爆風スランプのリズム隊からなるXYZ→Aというバンドが

経営しており、EARTHSHAKERだけでなく、山本恭司さんや

江川ほーじんさん等80年代ジャパニーズロック(メタル)

黄金時代のヒーロー達が時折ライヴをやるということで

その手の音楽が好きな方には堪らない至福の時間を

提供してくれるという評判の高い場所だった。


Catch The Rainbow

いつも通り、かるーく営業部長に直帰する工作をかまし、
八王子駅から徒歩3分ほどの現地に18:00過ぎに着くと
入口は目立たなかったもののそれっぽい人達が
(女性7割男性3割くらいかな)階段に並んでいる。
然程待たずに開場しネット予約していたことを証明する
プリントアウトした返信メールを見せて入場料¥4000
(ワンドリンク付)+飲食チケット¥1000の合計¥5000を
払おうとして入り口で入場整理している精悍で小柄な男性の
姿に見覚えがあることに気がつく。

『あれ!MARCYじゃん!』
EARTHSHAKERのマーシーが入場整理している!
テンションの上がった顔をしていたのを観て
マーシーが気さくに話しかけてくれる。
『あれ?始めてみる顔やね。

楽しんでってや』

いや!そんな無理ですって。(汗)
一緒に行った友人のYMGさんも呆然としている。

常連さんたちと思しき店内はカウンターとテーブル席に
着席するようになっており40~50人程入っていただろうか
ほぼ満員の状態である。

『いやぁーこんなに近くに

マーシーがいるよぉ…』
なーんてYMGさんと会話しつつ、ドリンクでも頼もうかと
カウンターで注文していると…温和な顔立ちをした
スリムなロックンローラーが…

うわっ!

SHARAだっ!やべええええええええええええええ!!
目の前にシャラこと石原慎一郎がいるっ!!!!

な・な・なんか言わなきゃ…

『ああのっ!初めて来ましたっ!

高校一年生の頃からっ!
MOREとか大好きでっ…』
かなりテンパっている顔をしてたと思うけど

あの雑誌で見る
シャラそのままの笑顔クシャクシャにして

『そっかそっか嬉しいわぁ』って

関西弁で静かに笑って手を差し出してくれた。


その後亡くなったマークリアリのことや

よく行くという赤坂のROCKBARのことを話したり

相模原でROCKBARを立ち上げている
最中のYMGさんをカウンター側に呼んで

マーシーとシャラにROCKBARを

立ち上げているんですと名刺を渡し、
ライヴやってくださいよ~なんて言ってみると
いとも簡単に
『ええなぁ。ぢゃあと残りの2人も

呼んでシェイカーで夏前に一本やろや』

なーんて言われたYMGさんは今まで見たこともないような
汗をダラダラとかいて顔を強張らせつつ感激していた。
よっぽど緊張したのだろう(笑)無理もないよ。
だってあのEARTHSHAKERのマーシーとシャラだぜ!
これがまた2人ともカッコイイんだ!


Catch The Rainbow


そんな一コマがあり、まずはソロやカヴァーを中心に
マーシーが弾き語りをしてくれる。軽妙な語り口や
ロックスター前としたアクションもカッコよかったし
風邪が治ったばかりなんだけどと言う割には昔と変わらず
伸びやかにでる爽やかな歌声は全く以って健在!
中島みゆきの『糸』とか歌ってくれたのには驚いたけど
マーシーが歌うとロックになってた(笑)

シャラも冗談交じりのMCをかましながら予め用意されていた
音源をバックになんとも気持ちよさ気にメロディアスな
ソロを何曲かのインストで聴かせてくれる。


シャラの時間が終わると2人で漫才のような楽しいトークを
繰り広げながら予め皆から募集していた質問に全て答えてくれる。

実際に自分で用意していた(送っておいた)質問は
100年後も残っているロックの名盤はなんですか?
という質問だった。
答えは100年後にもロックは存在しているか否かという
ことになってしまい
、『あと100年生きたら153歳かぁ。

しんどいわぁ128年前にレコーディングした

『MORE』ですとかいうんかぃ?』
なんて場内大爆笑の渦だったが二人とも真剣に考えて
『だって俺ら53年なんてあっちゅー間やったもん。
そう考えるとロックはあるでぇ!!』

この先何があるか判らないけどロックはあるよっ!って
力強く言ってくれた。

その後も過去に録りためていたTAPEやDATをバッサリ捨てたと

豪語するマーシーは

『そんなん新しいの作るからいらんわ!

人生短いんや!どんどんやりたいこと

やったほうがいいでぇ~』


まただ!偶然にもスティーヴンタイラーもカヴァデールも

ニッキーシックスもROCKの体現者達は同じ意味合いの

メッセージを伝えてくれる!マーシーもシャラも自然体で

伝えてくれた…というか伝わってきたんだ!!

その後もツアー中だということでMOREやRADIOMAGICは

演らなかったけど“I Feel All Sadness”や
“LittleGirl”で盛り上がり、インディーズで出している


Catch The Rainbow


SMCのCDに二人のサインを貰い、ノリノリで帰宅の

途につきました。

また行かせて頂きます!


AEROSMITHの東京ドーム最終日に参戦してきたぜっ!

人生を全開で楽しんでやれっ!・・・なーんてことを座右の銘に掲げてそれを実行しているつもりなんだけど

一応会社員であるからしてなかなか仕事と趣味の両立とか、経済的な理由や周りの人間関係等、日本という

法治国家に住んでいる以上、いくらやりたいことを全開で楽しんでやれっ!と思っていても、法の範囲内で

楽しんでいる訳で・・・自分独りで楽しいことなんて限界があるから皆で楽しくなんて思っていても、

何故か円滑にいかなかったり、想いが届かなくて誤解したり、されたりで楽しめなかったりとか・・・


そんなことは日常茶飯事で人間が2人以上集まれば全く同じ思考回路の人間なんている訳もないし・・・

最近、仕事面でもプライヴェートでも割と行き詰って俺は週1回しかない公休日(隔週で連休あるんだけども)

にダラダラと寝続けていて・・・ぎりぎりになってヤフオクで落としたAEROSMITHのライヴにも

ギリギリで出発し・・・


なんとなーくボーっと地下鉄を乗り継いで東京ドームに来ていた。


不動産とハードロックと猫とダーツ


AEROSMITHは息の長いバンドでその歴史は1970年(41年前!)に遡る。

スティーヴン・タイラーとジョー・ペリーの2枚看板は勿論、メンバーの脱退再加入を経て

41年前と同じオリジナルメンバーでの来日だ。


Draw the Line~Love in an Elevator~Toys in the Atticとクラシックなナンバーから

80年代の第二次黄金期を象徴するようなナンバーで観客総立ち!

特に事前に回っていたセットリストの情報では入ってなかった“Toys in the Attic”では

年配層が異様な反応を見せていて、俺が陣度っていたのは外野席だったので

空いていた(つかチケット販売していなかった)シートに移動して

やや冷ややかな眼でアリーナの向こうのスティーヴン達を眺めていた。


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Jaded~Janie’s Got A Gun~Livin’ on the Edge~Big 10 Inch


と新し目のややゆったりしたナンバーが続く。

スティーヴン・タイラー、63歳動きもいいし、曲を追うごとにどんどん声も出ている。

チョイ前に参戦したWSのデヴィカヴァの歌唱が酷かっただけに純粋に感動。


地味に見えるがバンドの縁の下の力持ち的なジョーイクレイマーの

Drum Soloは一生懸命叩いていて好感は持てたけど場繋ぎというか時間稼ぎ的な感は

否めないのかなぁ・・・と思っていたら途中からスティーヴンが素手頭突きで参加して

拍手喝采を浴びている。なにをやらせても絵になるスティーヴン・タイラー。

格好良すぎるよなぁ・・・

Lick And A Promise~Hangman Jury~What It Takes~Last Child

とゆったりしたブルーズテイストのナンバーが続き・・・

ジミヘンのカヴァーのRed House~Combination~No More No Moreあたりで

ジョー・ペリーに絡みスクリーンに映し出された二人を見ると

あれチョイ前の脱退騒ぎはなんだったの(笑)とすら思えてくる。

I Don’t Want To Miss a Thingになると・・・やっぱりというか

案の定というかこの日一番の盛り上がり。



不動産とハードロックと猫とダーツ



『日本人ってこんなにエアロ好きだったんだなぁ・・・』

まぁ筆者自身正規リリースアルバムとライヴ盤を少々持っているにわかファンと言われれば

否定も出来ないんだけど・・・

いーじゃねーか。つか世界的に見ても世代を超えて東京ドームでこれだけの存在感を持って

ライヴ出来るバンドがどれだけいるっていうんだ。


きっとこれだけのライヴがやれるからには入念な準備と日頃からの鍛錬をだれることなく

やってきたに相違ない。



Cryin’でも大合唱が続き
Sweet Emotionはベースのトムがイントロで主役になり本編ラスト


少しの間をおいて戻ってきた彼らはDream On~Train Kept A-Rollin’~Walk This Way

と人気曲をカマシまくり、場内興奮の坩堝と化してAEROSMITHのライヴは幕を閉じた。


ありがとう!スティーヴン、ジョー、AEROSMITH!

俺も少しは見習ってプロでなくちゃならないとこはプロであり続けられるように

その努力を怠らないように・・・貴方達みたいに格好良く歳を重ねていきたいからさ・・・。




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WHITESNAKE FOREVERMORE JAPAN TOUR 2011

去る10月24日(月)赤坂BLITZにて行われた
WHITESNAKEの最新アルバム『FOREVERMORE』の
JAPANTOURの最終日に参戦してきた


不動産とハードロックと猫とダーツ


事前情報でラウパーに参戦していた友人から
『デヴィッド声出てないよ』と聞いていたので
さほど期待はしていなかったが確かに酷かった。還暦を迎えた
御大の声が本当に衰えたのか体調から来るものなのか
定かではないが『あぅあぅあぅあぅ~』という軽めのシャウトは
問題ないがチューニングを大分低くしているにも拘わらず
中低音域でもちょっと力を込めて歌うと声が割れてしまい
しゃがれた声になってしまうのだ。


それでも1曲目からBest Years~ Give Me All Your Love
俺の大好きなLove Ain't No Strangerまでを
『ウタッテー、トキオー』なんて観客に被せながらなんとか終え
『How do you fucki'n ゲンキ?』とのたまい、愛嬌を振りまき、(笑)


不動産とハードロックと猫とダーツ


Is This Love~Steal Your Heart Awayは殆ど観客が歌い(笑)
Forevermoreでは『君達の・・・日本の皆の為に歌うよ』的な
身振り手振りで紫色のオーロラの照明をバックに
切々と歌ってくれて、相変わらずキーは低かったけど
CDで聴いてても判らなかった曲の魅力に気がつかせてくれた。

ダグのスライドギターをフィーチュアしたソロタイムから
Can You Hear The Wind Blow ~Love Will Set You Free
後者は個人的に大好きな曲だったが・・・
うーん。キーを低くしてる割には・・・

どーしちゃったんだ。・・・DC?


この後ブライアン・ティッシーの光るドラムスティックや
ナイフなんかを使ったドラムソロはパワフルで華があって
楽しめた。(ちょっと長かったけど。)

The Deeper The Love
Fool For Your Loving
Here I Go Again

と続くがデヴィッドは最早『ウタッテートキオー』
ちょいキーが高くなると逃げまくっている。
Still of the nightになるともうワンフレーズすら続けて
発音することなく観客に歌わせる始末。

ただ終始華麗なマイクスタンド捌きは健在だったし、
バックバンドの面子は演奏も盛り上げるのも本当に上手かったし、
全員楽しそうだったし…
場内が多少明るくなりこれで終わったのかなぁと
思った途端・・・再び場内暗転。

デヴィッドが独りで登場し

『ThisIsLastShow…VerySpecial…』なーんて呟いたかと思ったら
徐にアカペラで“Soldier of the fortune”を切々と歌いだした・・・

I have often told you stories about the way
I lived the life of a drifter waiting for the day
When I'd take your hand and sing you songs
And may be you would say
Come lay with me and love me
And I would surely stay

But I feel I'm growing older
And the songs that I have sung
Echo in the distance
Like the sound
Of a windmill going round
Guess I'll always be
A soldier of fortune.



不動産とハードロックと猫とダーツ


俺は何度もお前に人生について話してきた
流れ者が その日を待ち侘びるように生きて来たんだ
お前の手を取って お前に向けて歌う時、
お前はこう言うんだろう…
“私の傍で愛し合おう”と
そして俺は間違いなくそこに残るだろう

だけど俺も歳を食っちまったもんだ
そして 俺が歌ってきた歌は
遠くで 鳴り響いているんだ
風車が周る音のように
俺は いつまでも 
雇われものの兵士であり続けることだろう


※文法メチャクチャ適当だけど訳してみた。
 すねいく流解釈と思って下さい。
(soldier of fortuneって冒険者とか傭兵って意味らしい。)

この時はおぼろげにしか意味が分からなかったし
ライヴの最後に“Soldier of the fortune”を
歌うのは今に始まったことぢゃないけど・・・


流石にグッと来た。喉が枯れていようが体調不良だろうが
還暦を迎えても尚、俺達を癒し続けてくれてきた
デヴィッド・カヴァデールというシンガーは
未だに聴く人の心をこんなに感動させることが出来るんだ。

場内はシーンとして皆聴き入っている…。

…幾度となく聴いてきたあのリフが響き渡る!

Burn (Incl.Stormbringer)♪

BURNだ!もうデヴィッドの声なんて関係ない。
場内大合唱!グレンヒューズの高いパートはレヴが担当する。
途中に“Stormbringer”を挟み、ダグもレヴもブライアンも
マイケルも乗りまくりでラストになだれ込む。


最高のショウだったとはいえないし、
デヴィッドの声が終わったとは
思いたくない。願わくばもう一度艶やかでセクシーな
カヴァデールの歌唱が聞きたいと思う反面・・・

会場に流れる“WeWishYouWell”を聴きながら
行けて良かった。行って良かったと心から思った。


FOREVER MOREという単語をネットで検索してみると…

万劫末代《まんごうまつだい》
【名詞】
timeless existence, eternity, timelessness
一部の宗教で信じられている、永遠に存在する状態で、来世を意味付ける

こんな言葉が見つかった。
これでWHITESNAKEは終わりなのか
デヴィッド・カヴァデールが
終わったのかは分からない。

ただWHITESNAKEが遺してくれたもの。
デヴィッドカヴァデールが与えてくれたもの。

これは万劫末代残るだろう。
今はこれ以上何も言えない。

不動産とハードロックと猫とダーツ

※例によって画像は適当に画像検索で拾ってきたものです。ごめんなさい (ё_ё)キャハ

MOTLEY CRUE 2011 Zepp東京公演

10月4日の夕方、そこそこ混雑してる首都高からレインボーブリッジに
入るあたりで車のアクセルを踏み込めない俺はイライラしていた。

今から奴らのライヴがあるんだ。時計の針はLive開演まで
30分を切っていた。


奴らは80年代にL.A METALと呼ばれるアメリカから勃発した
HR/HMのムーヴメントの中心にいてその後瞬く間に全世界を
席巻しメンバーチェンジ等紆余曲折を経てもまだ生き残っていて
新たなベスト盤発売に託けて日本にやってきたのだ。



不動産とハードロックと猫とダーツ


30周年か!早いもんだな。リアルタイムを彼らと同時代に
生きてきた身だけども同じL.A METALの中でも
正直に言えば登場時はRATTあたりに夢中になり、奴らの
音源は買い揃えていても本格的に好きになってきたのは
全盛期の“DR.FEELGOOD”
あたりからだったような気もする。



なんとか渋滞をやり過ごし、お台場のZepp東京に着き
1曲目の“Wild side”が始まったのと
同時に会場に潜り込んだ。間一髪セーフ。
幾分ふくよかにも見えるヴィンスだが
そんなこと全く気にならない程に無精髭と
レザーベストがよく似合い、1曲目から全開で
腕をぶん回している。

今回は新しいベストアルバムに伴うツアーだったようだが
メンバー間の間合いというかコンタクトもばっちり。
Saints Of Los Angeles~
Live Wire~
Shout At The Devil

とファンが狂喜するようなノリの良い名曲を連発で決めていく。
無駄なアクションは少ないがミックもしっかり弾いてるし、
ニッキーはぶら下がっているマイクに悪戯しながら
舌を出し観客を煽る。マジにカッコイイ!



不動産とハードロックと猫とダーツ




Primal Scream~Don't Go Away Mad(Just Go Away)
と続け、トミーがドラムキットから出て来る。

昨夜誕生日を迎えたという
T-BONEは嬉しげにお前ら全員抱きしめたい!的なジェスチャーで
笑いを誘い、お前らが大好きだ!って嬉しそうに語りかけてくれる。

イントロのアレンジも感動的なHome Sweet Home
聴きながら周りの観客を見渡すと

男女問わず皆笑顔を浮かべている。
皆それなりに人生を経てきた中で今夜は
モトリーを楽しみに来たんだなという思い。

時節柄この大変な時期に日本に来てくれた
彼らから発する労わりの気持ち。


俺も含めてあの頃とは生活も容姿も変わっちゃったけど
モトリーも貫禄でたけどニッキーもヴィンスもトミーも
ミックもカッコイイ!
こういう生き方がしたい!


そんなことをボーっと考えていると目頭が熱くなってきた。
トミーの360℃回転するドラムの後ろにファンの女の子を乗せて
ドラムソロが終わると後半戦突入!

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Looks That Kill~Dr. Feelgood~Too Young To Fall In Love
~Girls, Girls, Girls~Smokin' In The Boys Room

時折ヴィンスもギターを弾いたり、メンバー紹介では
ニッキーとヴィンスがじゃれあって、あんた達
あんだけ仲悪かったのになぁ~なんて思ったり。(笑)

それにしても今夜のヴィンスは本当に声も良く出ているし
アクションも煽りもロックスター然としていてカッコイイ!

よくモトリーはニッキーシックスがブレーンだって
言われてるしそれはある意味本当なんだろうけど
ミックもトミーもいなきゃモトリーじゃないって
ロジックも成り立つんだろうけども
それでもやっぱりヴィンスニールっていうヴォーカリストを
改めて見直した。


ドラムライザーの後ろのスクリーンに大きく移し出された
大きな心臓のイラスト写真をドックンドックンいわせて
ラストのKickstart My Heartに雪崩れ込む。


つくづく思ったがいい曲を持ってるバンドは強い。
しかも殆どがヒット曲で視覚的にも音響的にも見応えのある
ライヴだった。
トミーが65歳の誕生日を迎えたと冗談をかまし、
ファンに赤い水しぶき(?)を浴びせ、奴らは余裕でステージを去った。


日常が再開してもニッキーたちが置いていってくれたものを
忘れないよ。

来年のニューアルバムを楽しみにしてるぜ!

ニッキー、ヴィンス、ミック、トミー本当にありがとう!

特にヴィンス!兄貴って呼びたくなるくらい格好良かった!


不動産とハードロックと猫とダーツ


※画像はyahoo検索で適当にパクッてます。気に触った方おられましたらごめんなさい。



バンド名が決まりました。イカシュウマイです(ё_ё)キャハ

10月8日(土)は第2回目のバンド練習の日でした。
お客さんの家に行くと嘘をつき、早めに会社をバックレまして
・・・(珍しく営業部長はお冠だったらしい(ё_ё)キャハハート達(複数ハート)


3連休の初日ということも考慮し前回の反省から電車で
新横浜に向かうことにし、バンドマンっぽい衣装を着込み
i-podと完全密閉式のヘッドフォンを用意し、

ZIGGY~GUN'Sをガンガンに聴きながらノリノリで
新横浜のスタジオに着くとベースのスージーとドラマーの
イジー(今回からメンバーの愛称が決まりました。)
は既に着いており、お互いの服装を見て

"いやぁなんかバンドらしいんぢゃないのぉ?"
なーんてやりとりしながら

スタジオに入り、我慢しきれずに新たにベースを
購入したというスージーは早速チューニングとセッティングを
始め・・・
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相変わらず軽やかでクールなイジーはBEATを刻み始める。

程なくギタリストのマーク登場exclamation



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2回目ということもあって談笑しながら1発目"I'm Getti'n Blue"が
始まったが・・・どーも合わせ難い

機材にも精通してるマークがスージーのベースのチューニングと
セッティングを俊敏にやり直してくれる。(凄い)




不動産とハードロックと猫とダーツ


"I'm Getti'n Blue"からの"Burnin'Love""La Vie an Rose"
"One Night Stand"とたて続けに歌い続け・・・


今回の目玉でもあった"Sing My Song"を2回くらいやって

『そーだ!バックヴォーカル入れようよ』って言ってみると

マークもスージーも

『俺やるやるぅ~』と大ノリになってくれたので
スタンドマイクを設置し再度爆演奏るんるん
マーク高音出まくりだし、巧いし・・・


『いやぁ~大分バンドらしくなったよねぇ~』

なんてやり取りも楽しく楽器隊がジャムりながら
“Sweet Child 'O’Mine”に突入!

アクセルローズの歌なんてまともに歌えはしないけど(笑)
なんとか雰囲気で乗り越え

It's So Easyに予告なしで突入!
これけっこー楽に歌えた(苦笑)

その後も“Grolia”や“Sing My Song”を数回繰り返し
あっという間にタイムアップexclamation ×2

『よーし!結成記念に写真撮ろうぜぃ~exclamation ×2なーんて
スタジオのおねぃさんにシャッターを押してもらい・・・



不動産とハードロックと猫とダーツ



LtoR マーク 、イジー、 マックス、スージー (ё_ё)キャハ(爆) 

よしっ!バンドの名前決めようよ!と大して物色もせずに
ノリで『お!ここ美味そうやーん。』とスタジオの近くの
そば居酒屋『高田屋』なるお店に入った。・・・

http://r.tabelog.com/kanagawa/A1402/A140206/14010155/


話は前回のバンド練習後のミーティング時まで遡る。

『バンド名どーしよっかぁ?』

『あぁやっぱなんか決めといた方がいいですよねぇ』

『なんか舐めた様な名前がいいな。』

『うんうん。開き直ってね。』

『んぢゃさぁ、こういうのどうよ?次回の練習後に入ったお店で
メニューの中からオーダーしたものの中から決めちゃうっての?』

『面白いかも。ぢゃ居酒屋なら八海山とか?』

『生ビールとかカフェならクリームソーダとかね』

『ぢゃライヴやるとき“こんばんは豚骨ラーメンです”
 ってのもあり得る訳だ!・・・笑』

『いいね。それでいこっ!』

そんな会話があり、先述の蕎麦居酒屋『高田屋』なるお店の
シーンに戻るわけで一同はワクワクしながらメニューを見ていた。

『うーん?生?生だとダイレクト過ぎ?』

『地鶏手羽先?』

『どうかなぁ・・・串盛り?』

『串盛りはちょっとなぁ?』

『出羽桜?』

『なんか相撲取りみたい?』

『お!イカシュウマイは?』

『イカシュウマイ?なんかハードコアっぽいw』

『イカだけに匂ってきそうぢゃない。笑』

『そういえばあぶらだこってパンクバンドあったよね』

『あぁいいんぢゃないのイカシュウマイ?』

『ぢゃ食ってみて美味かったらそれでいっかぁ?』

なーんて会話があり・・・

じゃん!


不動産とハードロックと猫とダーツ




美味かったんでバンド名は『イカシュウマイ』(カタカナで表記)
に決定しましたぁ(ё_ё)キャハ



その後もイカシュウマイの烏賊のキャラを作ろうとか
オリジナル出来るようになったら『泳げイカ焼きくん』作ろうとか
本業は広告代理店のデザイナーをやっている凄腕ドラマーの
イジーがバンドロゴを作ることになり・・・

『やべー仕事よりよっぽど真剣に考えちゃうよ。』

『ほら、ガンズのチャイニーズデモクラシー的な
 中華文字風味混ぜても面白いんぢゃない?』


なーんて楽しく2回目のバンドミーティングの夜も更けて行った・・・。

閉店時間も迫り会計をしている際この『高田屋』さんの
店員のおばちゃんがが会話が聞こえていたのであろう(笑)

『あら?バンド名イカシュウマイになったんですかぁ?
いいですねー。有名になってくださいねーポスター貼りますよぉー』
なーんて言ってくれたのが妙にウケたわーい(嬉しい顔)




・・・とゆー訳ですねいくさん達のバンド名は

『イカシュウマイ』になったのでした。

ちなみにメンバーもバンドネームが決まりました(ё_ё)キャハ



Gt,Vo:マーク(バンド随一のクールなマルチプレイヤー)

Bass,Vo:スージー(発起人でもあるベーシスト。)

Dr:イジー(凄腕ドラマー兼デザイナー)

Vo:マックス(俺。すねいくも本名ぢゃないけども)



さぁイカシューマイは何処へ向かうのだろうか?(ё_ё)キャハ

夢が叶った夜(笑)

昨夜はワタクシの永年に渡って仄かに抱き続けてきた夢が
ささやかながら叶った日でした。ぴかぴか(新しい)元々は昼間の副業
でもある不動産売買の広告に係る広告代理店の担当と音楽話で
盛り上がり、ギター教室に通い始めたことなんかも相俟って
この広告代理店のYuzi君が"バンドやりましょう!"
"スタジオ入りましょう!"と誘ってくれたのがきっかけで同じ
広告代理店のデザイナーに元スタジオミュージシャンのドラマー
がいて彼らの間でも盛り上がっていたらしくアラフォー世代で
"ぢゃあZIGGYでもやるー?"(BOOWYぢゃないとこあたり電球
なんて会話から始まり、メ-ルでやり取りしていくうちに
ドラマーのI野さんの紹介でギタリストが決まり・・・
下記のような面子がそろったという・・・




不動産とハードロックと猫とダーツ


Vo:すねいくさん(俺:キャバ等で鍛えたヴォーカル) 
"HR/HM評論家兼なんちゃってダーツァー兼不動産営業 40歳"

G:マークさん(ストイックで優しい雰囲気のギタリスト。凄腕)
"コンポーザー兼IT関係会社員ドイツ人ハーフ 37歳"

Dr:I野さん(テクニックはプロレベル。テリーボジオを崇拝) 
"元スタジオミュージシャン 現広告代理店デザイナー 36歳" 

B:S木くん(Yuzi)(発起人。元々の発案者でギタリストなんだけども
今回は本人のたっての希望でベーシストとして参加。腕前もかなりのもの) 現広告代理店営業 35歳

俺はといえば高校に入りたての頃流行りで仲間とバンドを組んで
スタジオ入りした経験だけはあるものの、当時は金もないし機材も
ないしでスタジオに入って練習しても曲の輪郭も分からない程の
経験値しかないというほぼ初体験状態であり、相当ビビリながら
スタジオに入り、さすが皆さん社会人だけあって時間にも遅れずに
集合し、挨拶もそこそこにドラマーのI野くんがドラムセットを
調整し、シャッフルのビートを刻み出した時点で"やべえ。まぢうめー"
と内心ビビリまくっていた俺だったがギタリストのマークさんが
アップを終える頃にはYUZIくんのフォローもあって開き直っていた。

"キャバクラで嬢を口説くのに夢中になってる見知らぬお客さん
達から拍手を貰える様な唄い方の練習してきたからさー"なーんて
話して軽くウケをとった後、ZIGGYの初期の名曲"I'mGettin'Blue"から
始まった。ZIGGY(森重節)王道のギターリフから始まるこの曲は
どこから歌に入っていいのかイマイチ分からなかったけど
Gのマークさんがアイコンタクトを取ってくれて、ビビリつつも
渾身の力で唄ったさ。(笑)

ヴォリュームから機材のセットアップまで全ておんぶに
だっこのお任せだったからマイクの音小さいのかなぁとか思ったけど
物凄い音圧の中、カラオケでも出したことのないような
ヴォリュームの声でスタンドマイクに歌詞カードを睨みつつ、
1曲目が終わると・・・I野くんとYuziくんが顔を見合わせて
"いやぁーなかなかいいんぢゃないのぉ"なーんて話してる。
続けて"One Night Stand""La Vie an Rose""Burning Love""Gloria"と
演奏はソロのアレンジなんかは崩してオリジナル風味でやってるけど
全体的には完璧でこっちもとにかく音圧に負けないように全開で
熱唱(絶唱)(笑)を続けているとエアコン全開の部屋なのに汗が
噴出してくる・・・

こんな雰囲気でスタジオ練習は初対面にも拘らず和気藹々と進んで行った。
俺も汗びっしょりになったが久しぶりのスタジオ入りだったという
他の3人も夢中になって演奏していたので心地よい疲れを感じて
いたようで・・・
"すねいくさん、後半声が通ってきてよかったです"とか
"ヴォーカルいると盛り上がるねぇー"
とかお世辞とはいえこんな俺からしたら玄人さんたちから声を
かけられて天にも昇る気分のすねいくさんでした。(有頂天)



不動産とハードロックと猫とダーツ




・・・ダッシュ(走り出す様)とゆーわけで恒例の注意事項です。


①スタジオの中は思った以上に凄い音圧の嵐です。ビビッていても
始まりません。音圧に負けないように声を出すことが大事です。


②常日頃からの練習が大事です。車の中は完全な密室なので
思いっきり唄いましょう。但し少しでも窓が開いてると赤信号で
停まった時に変な眼で見られること請け合いです。


③体調管理は大事です。寝不足や風邪から来る喉の荒れがない状態で
行かないと後で地獄です。


④文中にもありますがキャバクラなどでカラオケがある場合、嬢に
ではなく他の席のお客さんから拍手が貰えたら貴方の歌(芸)も
相当なレベルに達しているということです。自信を持っていいでしょう。


⑤のど飴は持参した方がいいでしょう!出来れば浅田飴等薬局で
販売しているものがいいでしょう。


⑥タオルは持参した方がいいでしょう。
間違いなく汗メチャクチャかきますあせあせ(飛び散る汗)


⑦新横浜近辺のICのジャンクションは危険です。カーナビがあっても
逆走したりして・・・。興奮状態が覚めやらぬままで運転する時には
注意した方がいいでしょう(ё_ё)キャハ

⑧巧い人が来ると分かっているなら自分の楽器は要りません。
移動時重いだけです。ギターをぶら下げていたいだけで
持っていくのならその代償は重いです。


⑨練習後のバンドミーティングは同じ音楽の話も出来てメチャクチャ
盛り上がるので遅くまで帰れなくなることが予想されます。次の日は休日なのがベストですね。


なーんて感じになりましたが、帰り際住んでる場所が遠いマークさん
を名残惜しそうに見送った後3人で入ったちょい高級風味の
個室居酒屋ではまぁ、話題が尽きない尽きない(笑)


次回のスタジオは2週間以内には入ることや次回マークさんを含めて
バンド名を決めようとかTシャツ作ろうとか・・・



スタジオ代は2時間で5200円也。4人で割ったら1人¥1300指でOK
見る人が見たら単に煩い音出して馬鹿に見えるだろう。
金にも得にもならないかもしれない。でもね、
俺にとっては金を掛けなくたってこんな最高の経験が出来るexclamation ×2
って思いしか残らなかったし、久しぶりに音を出してくれた
他の面子も程度の差こそあれ楽しい時間を共有できたと思いを
抱いたのは間違いないと思う。
人生は短い。いくつになったって何かをやるのに遅すぎるって
こともねーだろ(笑)《但し要ギター練習だな》
やっぱ好きなこと。楽しいことはとことんやらなきゃexclamation ×2
(人に迷惑掛けない範囲でね。笑)



不動産とハードロックと猫とダーツ

yahooの記事から・・・。

脳科学者 茂木健一郎か。いいこというなぁ

この人もROCKだろ。


憎しみや悲しみを外に出すときにはそこに愛がなければならない…か。


うーーーーーーーーーーーーーーーーん。深い。

脳科学者 茂木健一郎 尾崎豊を語る。  

↑クリックすると飛びます。是非ご一読を。(ё_ё)キャハ

DVD Live At Donington/WHITESNAKE


不動産とハードロックと猫とダーツ


1. Slip Of The Tongue 2. Slide It In 3. Judgement Day 4. Slow & Easy 5. Kittens Got Claws
6. Adagio For Strato 7. Flying Dutchman Boogie 8. Is This Love 9. Cheap & Nasty

10. Crying In The Rain 11. Fool For Your Loving 12. For The Love Of God

13. The Audience Is Listening 14. Here I Go Again 15. Bad Boys

16. Ain't No Love In The Heart Of The City 17. Still Of The Night

自分自身個人的には最も思い入れのあるバンドWHITESNAKEの“Slip Of The Tongue”発表後の1990年MONSTERS OF ROCKでの公演をカヴァデール御大自らが製作総指揮を執ってDVD画像(Live音源CDつき)を完成させた。

個人的には大きく分けてWHITESNAKEには3つの時代があると思っている。
トミーボーリンのDEEPPURPLEが空中分解したあとに御大のルーツである
RBを軸に置き、バーニー・マースデンや名手ニール・マーレイ、
パープル時代の同僚、ジョン・ロード、イアン・ペイスも加わった
黎明期から、紆余曲折を経て如何にもHM然とした当時THINLIZZY解散後
新鋭のジョン・サイクスをメインギタリストに据え、Drには不朽のドラム
ヒーロー、コージー・パウエルを迎え“Slide It In”のUSリミックス
バージョンで全米市場に殴り込みをかけ、SURPENSALBUSレコーディング
後(一部中)にフライングダッチマンことエイドリアン・ヴァンデンバーグを中心にメンバーを一新し、全世界を席巻した後にニューアルバムの
レコーディング直前に腕を負傷したエイドリアンの替わりに当時の
世代№1ギタリストの呼び声も高い元フランクザッパ~ALCATRAZZ~
DLRBANDのスティーヴ・ヴァイを迎え全世界をツアーした、
所謂コアなファンからはそっぽを向かれる
アメリカンスネイクゴージャス時代(笑)

PAGEのソロ的な要素の強いCOVERDALE/PAGEを経てエイドリアンと
友好関係を保ちつつカヴァデールのソロ名義~“RestlessHeart”~
大人しくてルックスも良いカヴァにとってはベストパートナー、
ダグ・アルドリッチをメインに“Good To Be Bad”“ForeverMore”と
判りやすい現代風解釈をも踏まえてルーツ回帰している
“チョイ悪オヤジ”時代。

要はプロ野球球団みたいなモンで戦略や監督が替わる度にメンバーは
ガラッと替わってしまい、同じ名前のチームなんだけども戦い方も
替わっていく的なね。(WHITESNAKEの場合、フロントと監督は永久だけど)

前置きが長くなってしまったがファンなのでリアルタイムで聴いていた
20数年前とは異なり、どの時代のスネイクも愛おしい。

今回発売になった“WHITESNAKE Live At Donington-1990”は上記の
“アメリカンスネイク”の最終章の脂の乗っている部分が堪能できる。
色々なレヴューでも書かれている通り、画像は確かに荒いのだが
若干22歳で世界的に知名度のあるDEEPPURPLEに加入し、何も力の
無かったデヴィッドがドラッグや人間関係でボロボロになりながら
ソロアルバムを経てWHITESNAKEを立ち上げて自身がリーダーとして
音楽ビジネスやメンバーとの葛藤の中で解雇や再結成を繰り返し
た後に名盤“SURPENSALBUS”を発表し時流の波に上手くのり、
今のようにネット配信は無かったが全米だけで800万枚という
枚数のアルバムを売り、まさに成功の絶頂期のあとに出した
新作のツアーの画像だけに“WHITESNAKE”の看板をどれだけ大切に
していたかが如実に伝わってくる。

当時のインタヴューなんかも懐かしい気持ちで読み返していたのだが
カヴァデールや若干27歳のスティーヴ・ヴァイのプロ意識の凄さには
驚かされる。リアルタイムではこの編成のライヴは未体験で
スタジオ盤の“Slip Of The Tongue”しか聴いていなかったので
当初の予定通りエイドリアンがレコーディングもしていたらよかった
のにという思いが強かったがこのDVDを観て考えが変わった。

“おしゃべりギター”とも呼ばれたヴァイのハーモ二クスや
スウィープを駆使した奏法は確かにRBを基調とした初期WSには
合わないと思うし、アルバム発表当時はFool For Your Lovingにせよ、
Slip Of The Tongueにせよこの音はWSには合わないという意見が
大多数を占めていたと記憶している。当時は実際に筆者もそう思っていた。
しかし思い返してみれば、時代背景やメンバー間のケミストリーと
いったものまで(想像のうえだが)加味して考えてみたらワールドワイドで
確実に好成績を残せるだけのポテンシャルを持ったギタリストなんて
当時他に誰がいただろう?



不動産とハードロックと猫とダーツ


未だにしこりの残ってそうなジョン・サイクス?
パーソナリティに問題のありすぎるマイケル・シェンカー?
ペイジやリッチーは意地でもWS加入はしないだろうし、
その後DPをヘルプした職人ジョー・サトリアーニ?
ゲイリー・ムーアやエディならそれこそスーパーな
メンツだけどカヴァがVANHALLENやMSGに加入しなかったのと同じで
自分のバンドを止めてまで他のバンドに入るキャラじゃないよねぇ…
ジョージ・リンチやジェイクならHRファンにはウケたかもしれないけど
同じアメリカ人ギタリストなら衝撃度はヴァイのほうが上だろうし…
まさかのイングウェイ?(笑)

リズム&ブルースを主体としたソリッドで湿った感のある
所謂ブリティッシュブルーズロックを捨てた代わりにファンクや
スカやパンクやレゲエ、ニューウェイヴまで飲み込んだ
ミクスチャーロックの先駆的な存在のフランクザッパに
師事したスティーヴ・ヴァイを飲み込んで
ロックという範疇の中でエンターティナーに徹したのではないか・・・
そんなことを音楽的に一切の妥協無く体現出来たのは
ある意味WHITESNAKE史上この編成が突出していたのではないか・・・



不動産とハードロックと猫とダーツ 不動産とハードロックと猫とダーツ


つまりはデヴィッドは当時の状況の中で考えられる最良のものを
提供していたのだ!スティーヴ・ヴァイは歴代のギタリストの中で
ベストなのかと聴かれれば筆者的には別のギタリストの名前も頭に
浮かんでくる。・・・が今更ながらこの空前のヒットを記録した
“SURPENSALBUS”後に出さねばならない想像を超えたプレッシャーの
中で製作されたであろう“Slip Of The Tongue”の共作者である
エイドリアンがレコーディング直前に楽器が弾けなくなるという
突発的なアクシデントも踏まえて出来上がっていた音源の上に
ギターを被せ、全世界中が待ち望んでいたツアーにフューチュア
されるべきギタリストを“スティーヴ・ヴァイ”に抜擢したのは
デヴィッドの当時の世相も踏まえたビジネス的判断も多分にある
と思うし、そのスティーヴの加入によってツアーでは
エイドリアンもルディもトミーもデヴィッド御大も当時ならでは
の輝きを増しているのがよく判る。


ファンだからというのもあるけどこのDVDの中のWHITESNAKEは
ロックバンドが最も時代と共に輝いていたその恩恵を受け、
当世代きっての凄腕ミュージシャンの本気の演奏を聴くことが出来る。

デヴィッドの声が荒れ気味だとか映像が酷いとか欠点はあるにせよ
この本気でROCKしている5人の男達の姿は美しい。



俺も少しは真面目に(本気で)仕事しなきゃ。(ё_ё)キャハ

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