夢が叶った夜(笑) | 不動産とハードロックと猫とダーツ

夢が叶った夜(笑)

昨夜はワタクシの永年に渡って仄かに抱き続けてきた夢が
ささやかながら叶った日でした。ぴかぴか(新しい)元々は昼間の副業
でもある不動産売買の広告に係る広告代理店の担当と音楽話で
盛り上がり、ギター教室に通い始めたことなんかも相俟って
この広告代理店のYuzi君が"バンドやりましょう!"
"スタジオ入りましょう!"と誘ってくれたのがきっかけで同じ
広告代理店のデザイナーに元スタジオミュージシャンのドラマー
がいて彼らの間でも盛り上がっていたらしくアラフォー世代で
"ぢゃあZIGGYでもやるー?"(BOOWYぢゃないとこあたり電球
なんて会話から始まり、メ-ルでやり取りしていくうちに
ドラマーのI野さんの紹介でギタリストが決まり・・・
下記のような面子がそろったという・・・




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Vo:すねいくさん(俺:キャバ等で鍛えたヴォーカル) 
"HR/HM評論家兼なんちゃってダーツァー兼不動産営業 40歳"

G:マークさん(ストイックで優しい雰囲気のギタリスト。凄腕)
"コンポーザー兼IT関係会社員ドイツ人ハーフ 37歳"

Dr:I野さん(テクニックはプロレベル。テリーボジオを崇拝) 
"元スタジオミュージシャン 現広告代理店デザイナー 36歳" 

B:S木くん(Yuzi)(発起人。元々の発案者でギタリストなんだけども
今回は本人のたっての希望でベーシストとして参加。腕前もかなりのもの) 現広告代理店営業 35歳

俺はといえば高校に入りたての頃流行りで仲間とバンドを組んで
スタジオ入りした経験だけはあるものの、当時は金もないし機材も
ないしでスタジオに入って練習しても曲の輪郭も分からない程の
経験値しかないというほぼ初体験状態であり、相当ビビリながら
スタジオに入り、さすが皆さん社会人だけあって時間にも遅れずに
集合し、挨拶もそこそこにドラマーのI野くんがドラムセットを
調整し、シャッフルのビートを刻み出した時点で"やべえ。まぢうめー"
と内心ビビリまくっていた俺だったがギタリストのマークさんが
アップを終える頃にはYUZIくんのフォローもあって開き直っていた。

"キャバクラで嬢を口説くのに夢中になってる見知らぬお客さん
達から拍手を貰える様な唄い方の練習してきたからさー"なーんて
話して軽くウケをとった後、ZIGGYの初期の名曲"I'mGettin'Blue"から
始まった。ZIGGY(森重節)王道のギターリフから始まるこの曲は
どこから歌に入っていいのかイマイチ分からなかったけど
Gのマークさんがアイコンタクトを取ってくれて、ビビリつつも
渾身の力で唄ったさ。(笑)

ヴォリュームから機材のセットアップまで全ておんぶに
だっこのお任せだったからマイクの音小さいのかなぁとか思ったけど
物凄い音圧の中、カラオケでも出したことのないような
ヴォリュームの声でスタンドマイクに歌詞カードを睨みつつ、
1曲目が終わると・・・I野くんとYuziくんが顔を見合わせて
"いやぁーなかなかいいんぢゃないのぉ"なーんて話してる。
続けて"One Night Stand""La Vie an Rose""Burning Love""Gloria"と
演奏はソロのアレンジなんかは崩してオリジナル風味でやってるけど
全体的には完璧でこっちもとにかく音圧に負けないように全開で
熱唱(絶唱)(笑)を続けているとエアコン全開の部屋なのに汗が
噴出してくる・・・

こんな雰囲気でスタジオ練習は初対面にも拘らず和気藹々と進んで行った。
俺も汗びっしょりになったが久しぶりのスタジオ入りだったという
他の3人も夢中になって演奏していたので心地よい疲れを感じて
いたようで・・・
"すねいくさん、後半声が通ってきてよかったです"とか
"ヴォーカルいると盛り上がるねぇー"
とかお世辞とはいえこんな俺からしたら玄人さんたちから声を
かけられて天にも昇る気分のすねいくさんでした。(有頂天)



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・・・ダッシュ(走り出す様)とゆーわけで恒例の注意事項です。


①スタジオの中は思った以上に凄い音圧の嵐です。ビビッていても
始まりません。音圧に負けないように声を出すことが大事です。


②常日頃からの練習が大事です。車の中は完全な密室なので
思いっきり唄いましょう。但し少しでも窓が開いてると赤信号で
停まった時に変な眼で見られること請け合いです。


③体調管理は大事です。寝不足や風邪から来る喉の荒れがない状態で
行かないと後で地獄です。


④文中にもありますがキャバクラなどでカラオケがある場合、嬢に
ではなく他の席のお客さんから拍手が貰えたら貴方の歌(芸)も
相当なレベルに達しているということです。自信を持っていいでしょう。


⑤のど飴は持参した方がいいでしょう!出来れば浅田飴等薬局で
販売しているものがいいでしょう。


⑥タオルは持参した方がいいでしょう。
間違いなく汗メチャクチャかきますあせあせ(飛び散る汗)


⑦新横浜近辺のICのジャンクションは危険です。カーナビがあっても
逆走したりして・・・。興奮状態が覚めやらぬままで運転する時には
注意した方がいいでしょう(ё_ё)キャハ

⑧巧い人が来ると分かっているなら自分の楽器は要りません。
移動時重いだけです。ギターをぶら下げていたいだけで
持っていくのならその代償は重いです。


⑨練習後のバンドミーティングは同じ音楽の話も出来てメチャクチャ
盛り上がるので遅くまで帰れなくなることが予想されます。次の日は休日なのがベストですね。


なーんて感じになりましたが、帰り際住んでる場所が遠いマークさん
を名残惜しそうに見送った後3人で入ったちょい高級風味の
個室居酒屋ではまぁ、話題が尽きない尽きない(笑)


次回のスタジオは2週間以内には入ることや次回マークさんを含めて
バンド名を決めようとかTシャツ作ろうとか・・・



スタジオ代は2時間で5200円也。4人で割ったら1人¥1300指でOK
見る人が見たら単に煩い音出して馬鹿に見えるだろう。
金にも得にもならないかもしれない。でもね、
俺にとっては金を掛けなくたってこんな最高の経験が出来るexclamation ×2
って思いしか残らなかったし、久しぶりに音を出してくれた
他の面子も程度の差こそあれ楽しい時間を共有できたと思いを
抱いたのは間違いないと思う。
人生は短い。いくつになったって何かをやるのに遅すぎるって
こともねーだろ(笑)《但し要ギター練習だな》
やっぱ好きなこと。楽しいことはとことんやらなきゃexclamation ×2
(人に迷惑掛けない範囲でね。笑)



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