AEROSMITHの東京ドーム最終日に参戦してきたぜっ!
人生を全開で楽しんでやれっ!・・・なーんてことを座右の銘に掲げてそれを実行しているつもりなんだけど
一応会社員であるからしてなかなか仕事と趣味の両立とか、経済的な理由や周りの人間関係等、日本という
法治国家に住んでいる以上、いくらやりたいことを全開で楽しんでやれっ!と思っていても、法の範囲内で
楽しんでいる訳で・・・自分独りで楽しいことなんて限界があるから皆で楽しくなんて思っていても、
何故か円滑にいかなかったり、想いが届かなくて誤解したり、されたりで楽しめなかったりとか・・・
そんなことは日常茶飯事で人間が2人以上集まれば全く同じ思考回路の人間なんている訳もないし・・・
最近、仕事面でもプライヴェートでも割と行き詰って俺は週1回しかない公休日(隔週で連休あるんだけども)
にダラダラと寝続けていて・・・ぎりぎりになってヤフオクで落としたAEROSMITHのライヴにも
ギリギリで出発し・・・
なんとなーくボーっと地下鉄を乗り継いで東京ドームに来ていた。
AEROSMITHは息の長いバンドでその歴史は1970年(41年前!)に遡る。
スティーヴン・タイラーとジョー・ペリーの2枚看板は勿論、メンバーの脱退再加入を経て
41年前と同じオリジナルメンバーでの来日だ。
Draw the Line~Love in an Elevator~Toys in the Atticとクラシックなナンバーから
80年代の第二次黄金期を象徴するようなナンバーで観客総立ち!
特に事前に回っていたセットリストの情報では入ってなかった“Toys in the Attic”では
年配層が異様な反応を見せていて、俺が陣度っていたのは外野席だったので
空いていた(つかチケット販売していなかった)シートに移動して
やや冷ややかな眼でアリーナの向こうのスティーヴン達を眺めていた。
Jaded~Janie’s Got A Gun~Livin’ on the Edge~Big 10 Inch
と新し目のややゆったりしたナンバーが続く。
スティーヴン・タイラー、63歳動きもいいし、曲を追うごとにどんどん声も出ている。
チョイ前に参戦したWSのデヴィカヴァの歌唱が酷かっただけに純粋に感動。
地味に見えるがバンドの縁の下の力持ち的なジョーイクレイマーの
Drum Soloは一生懸命叩いていて好感は持てたけど場繋ぎというか時間稼ぎ的な感は
否めないのかなぁ・・・と思っていたら途中からスティーヴンが素手頭突きで参加して
拍手喝采を浴びている。なにをやらせても絵になるスティーヴン・タイラー。
格好良すぎるよなぁ・・・
Lick And A Promise~Hangman Jury~What It Takes~Last Child
とゆったりしたブルーズテイストのナンバーが続き・・・ジミヘンのカヴァーのRed House~Combination~No More No Moreあたりで
ジョー・ペリーに絡みスクリーンに映し出された二人を見ると
あれチョイ前の脱退騒ぎはなんだったの(笑)とすら思えてくる。
I Don’t Want To Miss a Thingになると・・・やっぱりというか
案の定というかこの日一番の盛り上がり。
『日本人ってこんなにエアロ好きだったんだなぁ・・・』
まぁ筆者自身正規リリースアルバムとライヴ盤を少々持っているにわかファンと言われれば
否定も出来ないんだけど・・・
いーじゃねーか。つか世界的に見ても世代を超えて東京ドームでこれだけの存在感を持って
ライヴ出来るバンドがどれだけいるっていうんだ。
きっとこれだけのライヴがやれるからには入念な準備と日頃からの鍛錬をだれることなく
やってきたに相違ない。
Cryin’でも大合唱が続き
Sweet Emotionはベースのトムがイントロで主役になり本編ラスト
少しの間をおいて戻ってきた彼らはDream On~Train Kept A-Rollin’~Walk This Way
と人気曲をカマシまくり、場内興奮の坩堝と化してAEROSMITHのライヴは幕を閉じた。
ありがとう!スティーヴン、ジョー、AEROSMITH!
俺も少しは見習ってプロでなくちゃならないとこはプロであり続けられるように
その努力を怠らないように・・・貴方達みたいに格好良く歳を重ねていきたいからさ・・・。