What If /MR.BIG

ホワット・イフ・・・(初回限定盤)(DVD付)/MR.BIG

￥3,990

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MR.BIGの新作が素晴らしい。ポールギルバートが元の鞘に収まっての
オリジナルメンバーでの新作なんだけども、これがもう昨日買ってから
何回聴いたかなぁ。RATTもよかったけど、年末のここに来て
こりゃぶっちぎりで２０１０年NO．1アルバム登場ですわ

MR.BIGは１９８９年のまだアメリカでハードロックやメタルが全盛期に
クールだった頃、ビリーシーンを中心に結成され、スーパーバンドとして
華やかにデヴューしたあたりからここ日本では大人気を博していた。
ポールの才能が開花した２ｎｄの中からエリック作曲の“To be With Youが
全米NO.1を獲得し紆余曲折を経てギターをリッチーコッツェンが弾く
渋みのあるBLUESがかったアルバムを２枚発表し沈黙に入ったが、
この最新作はどの時代とも違う印象を受ける。
ノビノビと実に気持ちよさそうに謳うエリックを中心に
MR.BIGならではの温かみのある（そう表現したい）オーガニックな
音でセッションが繰り広げられる。

エリックマーティンは日本でもカヴァーアルバムの企画があたってたけども
本当にこんな仲間がいてよかったねと思う。不覚にも３曲目で涙ぐんでしまった。

強制されてやるのではなくこの４人でなきゃダメなんだ！って全員が
自分の意思で思えるまで時が来るのを自然に待ったというパットの言葉に
嘘はない。

最近世代の違う子達から
『ケンシロウさんの好きなROCKってどういうのですかぁ？』って
ROCKの定義を質問される場面があったりするんだけども

その度にガンズやメタリカやボンジョヴィや
XJAPANだのV系バンドだのメジャーなトコを出して

説明するんだけども


今度誰かに聞かれたら喜んでこう答えるよ。


『あーMR.BIGの新作聴いてみ？あれははどこを切ってもPUREROCK以外の何もんでもねえぜ！』って。


再結成時に雑感みたいなものも綴ってたんでよろしければ是非！
→http://ameblo.jp/1987whitesnake/entry-10251409506.html